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勝った!!
2005年 10月 17日
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祝・パリーグ制覇!
詳細は後刻
※追記※
結局19時過ぎまで会社から出れず。
Y!速報では2点先制。どうも打線が湿っている気配。
途中、りんかい線なんぞを使ってしまったため、地下区間は当然ラジオが入らず悶々と過ごす。
京葉線に乗り換えて間もなく、福浦タイムリーで1点差の報。まだまだ、ここからやれる。
マリンに着いたのは20時半過ぎ。
小雨の中、想像以上にものすごい人数がバックネット裏から内野自由席まで埋めている。マスコミも多数詰めかけている。3塁側からはホークス応援の太鼓の音まで聞こえてびっくり。
目の前に選手はいないが、間違いなくここはリーグの雌雄を決する戦場に繋がっている。
7回、幸一さん腰痛で急遽途中出場の早坂くん渾身のダイビングキャッチ。こんな大舞台にいきなり呼ばれて、どうしてあんな凄いファインプレーできるのか。
あとで思ったのだが、この辺から流れがこっちに来てた気がする。
そして運命の8回表、その早坂くんの打順ではっちゃん登場。
きっと何かやってくれる、との全マリーンズファンの思いも空しく、打球は力なく三遊間へ。万事休すか。
と思った次の瞬間、奇跡は起こった。
バティスタと川崎が交錯、間隙を突いてはっちゃん大激走。1塁送球は!? セーフだ!!
福浦も繋いで4番サブロー。力みすぎてPop。しかし、まだ1死。
こんな場面で智也が回ってくるのも、もはや運命としか思えない。
初球を迷わず振り抜く。打球は勝利を待ち望むレフトスタンドへ吸い寄せられるように飛んで行く。フェンス直撃。
凄い。凄すぎる。今日はもうこれで貰った。
8回裏は薮田が神の貫禄で抑え、9回。一昨日の悪夢を思い出さない人はいなかっただろう。
当然、マウンドに向かう張本人が最も強く感じていたに違いない。
ここで悪夢を払拭しなければ、栄冠を掴むことはできない。
ベンチで、スタンドで、テレビの前で、パソコンのモニターの前で祈る全ての人たちの思いが、小林雅英の投じる球に乗り移った。
最終打者、川崎の打球はレフトに上がる。雅も智也も両手を突き上げている。
井上純の掌にボールが消える。
勝った。
福岡で投げられなかった銀色のテープが、幕張の空に飛ぶ。
地鳴りのような歓声が、主のいないマリンスタジアムにこだまする。
Our Dreams Come True.
やっと、この瞬間がやってきた。
優勝するってことがこんなに嬉しいことだと、初めて知った。
生で目撃することは叶わなかったが、いつものマリンスタジアムで、馴れ親しんだ1塁内野自由席で、この瞬間を待ち望んでいたたくさんの人々と一緒に迎えられたことが、何よりだった。
野球の神様、初芝選手の打球を内野安打にしてくれてありがとう。
天国の智也のおばあちゃん、こんな大一番に智也に勇気をくれてありがとう。
by torys180
| 2005-10-17 21:47
| 千葉鴎軍
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